製造業の生産管理の仕組みは、「製造業」でひとまとまりにできるものではなく、業種ごと、メーカーごとに様々な仕組みの違いがあります。また、企業によって現場レベルでの工夫を重ねることにより、差別化を図り、付加価値の追求を行っています。従来のパッケージ製品ではソフトが標準化されており、それぞれの創意工夫の積み重ねが活かせない製品もあります。
導入後も、満足ポイントが部門によって異なるため、使いにくい、わかりにくいでは意味がありません。
「パッケージ製品では合わない」「合うパッケージ製品がない」、でも「1からのシステム構築もコスト的に難しい」という課題にらくちんSCMはお応えいたします。お客様のご希望をお伺いし、ニーズに沿ったカスタマイズを行った上で、ご利用いただく方へ導入サポート、コンサルティングを行っています。
受注、発注から生産、出荷、入荷、そして入金、出金までをサポートする業務システムです。
生産管理システムでは、原材料や製品のロット管理やロット検索機能、ロットごとの在庫、入出庫履歴など把握することができます。
製造ロスの削減や稼働率の向上、調達コストの低減などを支援します。販売管理システムでは、見積から受注・売上・請求・入金処理等の販売業務の流れをサポートします。
経営のための数字把握とスピーディーな判断の為に、その基となるデータを見やすく提供します。
生産・販売管理システムは一連の流れを網羅でき業務効率化を図ります。
販売計画が生産計画と連動しています。
そのため、前年度売上、Xヶ月平均売上、前月売上在庫数、受注残数などを確認しながら計画をたてることができます。
販売計画は、得意先・営業担当者別に計画を立てることができ、生産計画は個々の商品コードごとに計画せず、商品種別などの単位で計画を立てることもでき、商品数が膨大になる業種にも対応します。
粗利・利益率を分析することが可能です。
部署別、担当者別、得意先別、商品別など部門やグループ別に見ることができるので比較・検討に役立ちます。
生産管理システム側からのデータを取り込んで原価計算を行いますので、より正確に原価把握したい方へおすすめです。
月間の売上データ原価データより粗利・利益率をドリルダウンにて分析することができます。さらに細かな分析の為に、売上、仕入、受注、発注、在庫データをCSV出力することが可能です。
販売計画が生産計画と連動します。過去の販売実績や在庫数、受注残数などを確認しながら計画を立てることができます。
製造番号や工程による優先順位や、機械・工程のキャパシティを細かく設定・管理できるから、正確な生産スケジュールが得られ素早く納期が分かります。スケジュールを管理することで、納期遅れ等を未然に防ぎ、設備負荷の監視、設備増設計画などの製造投資効率を向上させることができます。
- ・安全在庫基準の設定と異常在庫アラート設定
- ・原価計算結果の自動・手動洗い替え
- ・得意先のランクによる販売価格の変更
- ・3段階の在庫形状管理
工程管理からのデータ分析、生産情報入力画面からのデータ分析により、不良率や機械ごとの稼働率を一覧出力し分析することが可能です。ロット№による工程管理により、不良ロットの発見や、不良ロットの販売先をトレースすることが可能です。
原価計算方法は、生産管理方法やお客様業務ルールにより異なります。
間接費の配賦の基準も含め、カスタマイズを行います。計算した原価は即時売上原価として反映、または実際原価として単価決定に利用します。